オンラインセミナーで気をつけること

どうも、スポーツライフデザイナーの古田優です。

今のご時世、オンラインツールが充実し
オンライン飲み会・オンラインイベントなど
実際に会わなくてもオンラインで繋がることができる便利な時代です。

スポーツビジネス業界でも
オンライン教室をやっている人もたくさんいますね。

 

私も、先日Zoomを使用したオンラインセミナーをやりました。

場所関係なく、全国の人が参加できるというメリットがありますが
使い方によってせっかくのいいコンテンツが
台無しになってしまう可能性もあると感じました。

そこで本日は、これからオンラインビデオを使用した
オンラインコンテンツの提供を考えている人に向けて
ここに気をつければ、参加者の満足度を上げる
というポイントを伝えたいと思います。

オンラインビデオで気をつけるべきポイント

①みんなを気にかけていることを伝え、会話をする

オンラインビデオでのセミナーやレッスンなど、こちら側が
ほぼ一方的に提供している場合、参加者は音声をミュートにする人がほとんどです。

そうなると、普通の教室では顔の表情だけでなく
全体の動きや声で参加者の状況を確認することができますが、
オンラインビデオだと確認できる情報が画面で見えるもののみです。
ミュートにしていることもあり、1人1人の音(声)もなかったりします。

その場合、教えている時の進むスピードは速いのか遅いのか、
参加者がしっかり理解しているのかというのを確認することが大事になります。

「大丈夫ですか?」「次にステップへいってもいいですか?」と聞いてあげましょう。

1回1回流れが止まってしまうと懸念するかと思いますが、
気にかけることで、”放ってかれていない”という事実が
参加者の満足度や充実度を上げることになります。

そしてそれをきっかけに会話が生まれることで
よりお互いの距離感を縮めることができるため信頼度も増します。

②しっかり反応をしてあげること

質問や確認をした時に、参加者が答えてくれたものにしっかりと反応しましょう。
こちらが参加者の反応を全て確認できないということは
参加者側もあなたのことを全て把握できずに不安であるのです。

そのため、「うんうん」と頷く・声を出す・答えた内容の一部を使用して話す。
ということが大切です。

例えば・・・
「好きなスポーツはなんですか?」という質問に対し
参加者が「バスケットボールが好きです。なぜなら・・・・」と
答えてくれました。

話している際には「うんうん」と頷きながら「バスケットいいですね!」などと
反応しながら話を聞きます。話が終わったら、
「バスケは自分もよく観戦しに行くんですけど、いつも興奮してグッズを買ってしまうんです」
と参加者が話した内容にさらに答えるという感じです。

とてもシンプルですが、こういう些細なところが
参加者との関係性を作ったり、セミナーやレッスンの空気感を作ります。

 

③アイスブレイク

なんども開催しているものに関しては特に必要ないかもしれませんが
初めての人たちが集まる場や、数回しか会っておらずまだお互いの硬さが抜けてないな
と判断する場合は、アイスブレイクはとても重要ですので行うことをおすすめします。

人は成果を出すためには行動が必要です。そして行動するには「行動しよう」という
考え(思考)を持たないと行動に移せないのです。

そしてその思考は、思考を与えてくれる相手との”関係性”によって変わります。
仲のいい人や尊敬する人に「こうしなさい」と言われるとやりますが
初対面の人や嫌いな人に「こうしなさい」と言われても
「は?やりたくない」なんて思いませんか?

すなわち、人は成果を出すためにはまずは仲良くなる
(関係性をよくする)ということが必要なのです。
※これは関係性のグッドサイクルと言います。

そのため、セミナーやレッスンなど相手に教える先生という職業は
特に相手との関係性をいかに作れるかが重要となります。

そのため、アイスブレイクをして少しでも関係性を作っておく
ということが参加者側の行動や成果につながるのです。

 

楽にできる分、気にかけるところがいっぱい

オンラインツールはとても楽で、どこでもたくさんの人とつながることができます。

しかしその分、顔が見える・見えないどちらにしても、言葉遣いや参加者の反応等を
より気にかけながら行うことが大切なのです。

もしあなたもオンラインコンテンツをやる場合は
今日お話しした3つのポイント。

みんなを気にかけていることを伝え、会話をする
しっかり反応をしてあげること
アイスブレイク

を意識してみてください。

 

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